鏡 〜真実をありのままに映し出すもの〜
姿見は全身を映し出すように縦長に作られたものです。
それにしても、作り出した人はすごいですよね。それまでは、水に自分を映してみたりしていたそうですが、
今では、景色がそのまま映り込む為、遊園地のマジックミラーハウスなんかに入ると、
どれが実物で、どれが鏡か分からないから、頭をぶつけてしまったり、道に迷ったりして、
出口がなかなか分からなくなってしまうんですから、面白いです。
そんな真実を映し出してしまうから、あえて見たくないという時があります。
これは、私が体験したことを書き出したもので、女性の子育て中のお母さんなら、共感してもらえる気がします。
自分を見つめなおして、女子力アップには、鏡はかかせないな〜と感じた体験です。
この世の中に、鏡がない状態だったら、どんな世界になっていたんでしょうか?!
あんまり変わらないのかな?それとも全然違っていたのでしょうか?
何処に使われているかを考えると、ちょっと想像ができます。
あちこちに使われ過ぎて、当たり前になってしまっていますが、
自動車のミラー、カーブミラー、顕微鏡、万華鏡、あと、ストーブの反射盤、あれはちょっと違うのかな。
あとは、普通に、お風呂、洗面台、化粧台、姿見など、家庭のあちこちに使われています。
これが、ぱっと消え去ったら、一番先に困るのは、なんだろう。
やっぱり、自動車が運転できなくなっちゃうことかな?
そんなことを考えていたら、やっぱり、鏡がある時代に生まれてよかったなと思います。
毎日、のぞいて自分を確認して、綺麗でいる努力をするためにも・・・。
しかし、鏡に映る自分は本当の自分ではないと言うのは自覚しないで見ていますよね。 反対の自分です。一方、カメラで写った写真は他人が見ている自分と同じに映っています。 なんだかややこしいですけど。鏡で見る自分は、他人が見ている自分とは違うと言うことなのです。 写真で見る自分の顔に違和感を持つのは、鏡で見る反転した顔に慣れてしまっているからなのです。
|